皆様こんにちは。

三月も半ばになりニュースでも
桜の話題がちらほら聞こえてくる
ようになりました。

今年はどんな桜が咲くか楽しみです。

今回ご紹介します靴修理は
かかと修理と靴底修理をして
靴磨きをします。

修理前のかかとの状態がこちらです。

紳士靴かかと修理前

一番下のゴムが削れてなくなり
ヒール本体まで削れてしまっています。

ヒールの高さを元に戻して
新しいゴムを取り付けます。

紳士靴かかと修理後

紳士靴かかと修理後2

次は靴底を見てみましょう。

紳士靴靴底修理前

靴底の溝がなくなって
雨の日などは滑りやすそうです。

そこで、1枚ゴムのシートを貼って
今より滑らないようにしていきます。

紳士靴靴底修理後

以前はスポンジの靴底でしたが
今回貼ったシートは合成ゴムですので
耐久性もアップしてます。
スポンジの底は柔らかく履き心地が良い反面
消耗しやすいのが難点ですが
上の写真のようにラバーのシートを貼りますと
柔らかさはそのままに
耐久性をアップさせる事ができますので
スポンジ底をお履きのお客様には
是非ご利用して頂きたい修理メニューです。
 

それでは靴底のケアが終わりましたので靴を磨いていきます。

靴磨き前の状態がこちらです。

紳士靴靴磨き前

色が抜けて革も乾燥してる状態です。

この状態ですと靴クリームを2回にわけて
塗布していきます。

1回目は少しクリームを多めに塗布します。
2回目は通常どうりに塗布します。

皮革に十分靴クリームの成分が染み込みますと

紳士靴靴磨き後

このように見違えるようにツヤと輝きがでてきます。

紳士靴靴磨き後2

つま先も輝きを取り戻しました。

今回使用した靴クリームがこちらです。

コロニル1909

コロニルの1909シリーズ、シュプリームデラックスです。

こちらの靴クリームは皮革への浸透力が優れてますので
今回のような場合にはもってこいです。

クリームがとてもやわらかいので伸びがよく
細かなシワにも入りやすいので仕上がりがとても美しいです。

専用のアプリケーションブラシを使用すると
ステッチが入ったところ等、布だけでは難しい所にも
靴クリームを楽に塗る事ができます。

綺麗な靴でお仕事するのはとても気持ちのいいものです。
一度お試し下さいませ。